推しメンワンダーランド

#好きでよかった

バーチャルジャニーズ あすかなに魂を救われたオタクの話

バーチャルジャニーズプロジェクト、配信100回おめでとうございます!

100回記念の節目にと書き留めてみた、「あすかな」にハマるきっかけから今に至る記録のようなものです。

苺谷星空くんと海堂飛鳥くんに魅せられたひとりのオタクの散文として温かい目で見ていただければ幸いに存じます。

 

※あくまで個人の見解です。

 

 

 

 

 

 

2019年2月に飛び込んだ、ジャニーズ初のバーチャルアイドル事業参入の報。

第一弾として海堂飛鳥(CV.藤原丈一郎)、苺谷星空(CV.大橋和也)の2名のバーチャルアイドル「あすかな」が活動を開始することとなります。

 

バーチャルジャニーズ 海堂飛鳥・苺谷星空 SHOWROOM生配信スタート! - YouTube

 

記者会見の様子がネットニュースにも取り上げられ、「なにわ男子ってバーチャルの子がいるグループ?」とジャニーズJr.をあまり知らない層からも聞かれるほどにその名を一躍知らしめた出来事となったのではないでしょうか。少なくとも、わたしの周りではそんな感じの反応でした。

 

 

ニュースに対し、TwitterのTL上では様々な感想が行き交うこととなります。

「どうして顔がいいジャニーズタレントがわざわざVTuber活動を?」

「事務所の迷走」

「ふたりのファンはどう思ってるんだろう」

ジャニーズJr.にあまり詳しくなかった当時の自分もまぁ同じような考えで。

普通に顔出しをして素の彼らで配信をした方がファンは絶対に喜ぶよね? バーチャルアイドルとは…??

それ以前からのファンの方々は、おそらくもっと戸惑いがあったかと思います。

 

 

配信が始まって数日、ジャニとは関係のない別界隈のヲタクだった自分は自発的にはルームに行かなかったものの 星空くんの言い間違いシリーズ、煮物の歌、飛鳥くんのキャラクターの模索からの成長っぷり(?)をまとめて編集した動画をTL上で見かけるようになり、そこで初めてふたりに興味をもつこととなります。

#あすかなアートも、何も知らない外野がコンテンツの盛り上がりを把握するのにぴったりでしたね。新しい絵が毎日続々と投稿されるなんてどこの覇権ジャンル…!?

 

普段21時ごろまでの残業がデフォルトの自分にとって、21時半スタートという時間帯に見られる配信は純粋にありがたい。帰りの電車の暇つぶしにと配信を見てみることにしました。

 

明るく朗らかな星空くんと、王子様なのにどこか天然な面を覗かせる飛鳥くん。ふたりのキャラクター性と毎日違った話題を提供してくれるストーリー性に、みるみる惹かれていって。

感覚が完全に麻痺してもう慣れてしまっていたけど冷静に考えてほぼ毎日配信を継続するって単純にすごくないですか…?中の人たち、ハチャメチャに忙しいはずなんですが。(という事情も沼にハマったのちに知ることになります…ふたりともエライね…)

 

明日も見られる。その次も見られる。

鉄を熱いうちにバッチバチに打たれてる感がすごいです。冷める間がない。

1日ずつの積み重ねで、気が付けばあすかなの配信がすっかり仕事終わりの心の拠り所になっていました。

 

そんな中このコンテンツにハマる一番のきっかけとなったのが、4月9日に配信された「苺谷星空のお歌発表会」。

ホワイトデー企画の1万RT達成記念のカラオケ配信という名目で、苺谷星空くんはもちろん中の人であるところの大橋くんの歌声を聴くのも初めてでした。

 

まぁ~~~とにかくお歌が上手でびっくりしたんですけども!!!!

正直歌唱力だけで言ってしまえば彼より優れたアイドルはたくさんいるはずなのに、初めて聞いた時から不思議と心をつかんで離さないハスキーな声と伸びやかな高音。理屈じゃなくもう感覚にビシバシ訴えてくる感じ。落っこちるってこういうことなんだろうって。

 

ここで突然ではございますが、元アイドルの嗣永桃子氏がデビュー当時のインタビューで答えたとある言葉を引用させていただきます。

歌で人の気持ちを明るくできるようになりたい。きっと人生にくじけている人が、いっぱいいると思うから。

これ、アイドルという存在の真理じゃないですか……???

(突如ハロオタの人格が出てきてしまった、失礼しました)

星空くんの歌を聴いた時、この言葉が脳裏に浮かんで離れなくなってしまって。

お歌発表会を機に想いがどんどんと膨らんでいくのが、自分でもわかりました。

 

 

 

星空くんのいいところは、いつも前向きで底抜けに明るくてみんなの太陽みたいなところ。

配信中に紹介するアートの募集では「上手い下手とか関係ないよ~描くことに意味がある!」と主張し、本当にイラストが描けないピメが棒人間アートを送ってきた時も「棒人間書くの上手いやん~!」「太陽の描き方俺と一緒やな!」ってベッタベタに褒めてくれるんです。

「苺ちゃん大好き!」というピメには「俺も大好き~!好き好き同士や~!」って無邪気に笑うんです。

まさに…肯定の天才ッ……!!(噎び泣き)

 

 

学校終わりに本屋さんでアルバイトをしている飛鳥くん。

「前は時間かかってたけど、ブックカバーをスムーズに付けられるようになった!」「今日は初めて領収書お願いしますって言われて。書き方もう覚えたよ」

誇らしげに配信で報告してくれる姿に親心が芽生えまくってしまい。うんうん、少しずつできることが増えるって嬉しいよね!わかるよ~~!!(泣)

入社数年が経っていろんな慣れや気の緩みが多くなってくる自分に初心を思い出させてくれた気がして、なんでもないようなことでもすごく印象に刻まれています。

あと飛鳥くんは甘いセリフも臆さず言ってくれるからシンプルにときめく。English飛鳥との振り幅があらゆる意味でヤバくて…好きです……。

 

忙しく働いて、疲弊した心を押しこめながらやり過ごす毎日。自己肯定が苦手でうだうだ考えてしまう鬱屈とした自分にとって、あすかなのふたりはあたたかく心を照らしてくれるおひさまそのものでした。

 

実体のありなしに関わらず、新しい形の「偶像」としてファンを励まし続けてくれるバーチャルジャニーズの存在。彼らが頑張ってるから自分も頑張ろう、そうまっすぐに思わせてくれる彼らのアイドルとしての「強さ」がそこにありました。

運営がプロジェクトについてこの先どんな軌道や着地点を描いているかは知る由もありませんが、あらゆる意味ですでに成功なんじゃないかなぁ、と思っています。(まだ夢を追う過程の彼らにとって成功も失敗も決めがたいこととは重々承知の上ですが)

なけなしのギフトを投げて星空くんが初めて名前を読み上げてくれた時、あすかなの世界と私の住む世界はちゃんと繋がっているんだなぁとそんな小さなことでも無性に泣きそうになったこと、きっと忘れません。

 

 

藤原くん大橋くんを元からご存知だった人はもちろん、SHOWROOM視聴者、HoneyWorksファン、あすかなのビジュアルに惹かれた所謂2次元が好きな層、ただ興味本位で見始めた人。たくさんの入り口から入って、とかく特別視されがちな「ジャニーズタレント」としてのフィルターを良い意味で取り払って新しい形のアイドルを生み出してくれたのもあすかなの大きな功績という気がしています。もちろんふたりの人柄やアイドルとしてのスキルが「あすかな」をここまで大切に育ててくれたことも大きいですが。

100回目の配信でも星空くんから「成長ってひとりじゃできないからね」というド名言が飛び出しましたが、みんなで力を合わせて成長を続けてこれたからこそ「あすかな」というコンテンツが大きなものになっていったのかな、と。

姫ピメたちのツイートを拝見していても「あすかなのおかげでここまで生きてこれた感がある」とあったり、大袈裟じゃなくみんなの心を灯す光になってくれたんだと思います。

 

まさか自分がジャニーズにハマるとは、という類の意見もよく目にします。「知らない」をたくさん乗り越えさせて別ジャンルのファンもざっくざく取り込んでいったあすかな、マジですごいのでは…もうすごいとしか言えないよ…。

今ではわたしもすっかり中の人のファンです。丈橋のおかげで毎日たのしい!なにわ男子にも出会わせてくれて本当に本当~~にありがとう。圧倒的感謝!!!

何の気なしに見はじめたSHOWROOM配信からこんな未来が待っていようとは…。

 

楽曲制作も決まってノンストップで走り続けるふたりの物語は、まだまだ途中。

200回、300回と配信が続いてこれからもたくさんの姫ピメたちに笑顔を届けてくれることを、あすかなに救われたいちオタクとして祈り続けています。

 

そして何よりもふたりが幸せになれるような最高の景色がこの先待ちうけていることを願って。

 

 

#あすかなと姫ピメたちが幸あれ!!!